がんにかかった際運動はしても良いのか、という疑問があると思います。
結論から言えば、体調次第という事になりますが、運動自体は、体に良い行為になりますので、運動して頂く分には問題ありません。
但し、決して激しい運動はせず、適度な運動に抑えるようにしましょう。
激しい運動をすると酸化障害になる可能性があり、体に負担がかかりますので、その点に留意して運動しましょう。
がん患者の方は、体力の温存が必要な場合があります。
動ける場合は、体力をつけるために適度な運動をしておくと後々の治療などに役立つでしょう。
がんができる箇所によって、動かしにくい体の場所などもありますので、その場合は無理をしないように、動ける範囲で運動を行いましょう。
運動は体力の回復を促進し、健康な体を維持することになります。
適度な運動を行うことは、がんでは無い方も、がんになるリスクを減らすことにもつながります。
運動することによりインスリン抵抗性が改善されるので、適度な運動をする方は、そうでない方に比べ、がんになるリスクは低くなります。
おすすめの運動は週2,3回、30分以上のウォーキング、ジョギング、スクワット、ヨガなどの継続的且つ適度に体を動かし続ける運動がおすすめです。
がんを予防することは、普段の習慣から見直す必要があります。
適切な運動をして、未然にがんを防ぎましょう。
また、がんにかかっている方もできるだけ体力を落とさないように運動を心がけ、がんに対する免疫をつけましょう。